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フッ素系塗料とは?|高性能なのに実は他の塗料よりも「安い」って本当!?

2020.05.24
 ビルや商業施設で使用されているのがフッ素系塗料
まず、最初に知っていただきたいのが、フッ素系塗料は耐久性に優れた塗料なので、ビルや商業施設、橋などで使用されているという点です。外壁塗装は一般のお家だけでなく、ビルなどの施設でも必要になります。でも、大きな建物の場合、1回あたりの塗り替えにかかる費用や時間が多くかかってしまうため、できるだけ耐久性に優れた塗料としてフッ素系塗料が使われることが多いのです。

実は、あのスカイツリーの塗料もフッ素系なんですよね。そんなフッ素系塗料にはどんな特徴があるのでしょうか。

フッ素系塗料の特徴
耐久性が高い
フッ素樹脂という成分は、原子と原子の結合力が強いそうです。原子と原子がしっかりと手をつないで離れないから耐久性に優れているというわけです。

親水性・低汚染性
親水性というのは、水と密着する性質のことです。例えば、塗膜に汚れが付いたときでも、親水性があると「塗料」と「汚れ」の間に水が入り込んでくれるから汚れが浮いて落ちやすくなるのです。

防水性
先ほどの、親水性と相反する性質のような感じがしますが、少し意味が違います。防水性は水の侵入を防ぐ性質です。水と密着する性質を持ちながらも水を通さないということですね。

防カビ性、防藻性
フッ素そのものに防カビ効果はないそうですが、カビの原因となる汚れが付きにくいので、結果としてカビが生えにくいのだとか。日当たりの良くないお家や湿気の多い地域では、 外壁にカビや苔が生えてしまいやすいので、フッ素系塗料が良いかもしれません。

耐熱性
フッ素系塗料といっても種類がたくさんあるので、製品によっても異なりますが、約260度くらいまでは耐えられるそうです。屋根などの直射日光の当たる部位は耐熱性も重要になってきますね。

価格が高い
フッ素系塗料のデメリットを上げるとすれば、それは値段が高いという点です。


上の暖喜のパックをご覧いただいても分かりますが、「プレミアムフッ素パック」は、シリコンの1.5倍弱の値段になっているのが分かります。でも、でもそれは、裏を返せばそれだけ高性能な塗料であることの証でもあります。

高いけれど、本当は安い!?フッ素系塗料
実際、安い高いの基準はものの見方で変わってくるものです。試しに、上の「お値打ちパック」と「プレミアムフッ素パック」のそれぞれのパックを利用して30年間、外壁塗装した場合を比較してみましょう。


リーズナブルな塗料を使用すれば、確かに一回あたりの外壁塗装の価格は抑えられるかもしれませんが、反面、耐久性が劣るため30年間で6回も塗装をする必要があります。


さらに、トータルで費用を比べたときに、プレミアムフッ素パックの方がお値打ちパックよりも半分以下の費用で外壁塗装ができるのです。これをどう考えるかは時間とお金の見方次第ですね。

このように、何を基準にするかで価値観というのは変わるものです。暖喜では、どちらかというと目先のメリットよりも長い目で見たときに喜んでいただける提案をさせていただくことが多いです。

まとめ
今回は、高価な印象のあるフッ素系塗料についてご紹介させていただきました。塗料を選ぶときは、高い安いだけでなく、ライフプランに合わせ、どのタイミングでの塗装がよいかという点も考えてみてください。
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